谷和歯科医院

0722446663

診療案内

ホワイトニング

最近、「白い歯」に注目が集まっているようです。
市販されているたくさんの歯磨き粉や歯の消しゴム、歯のマニキュア、ホワイトニングのホームケア製品・・・一体どれを使えばいいものやら、それらを使ってどこまで白く出来るのか・・・悩まれていることも多いかと思います。
そこで少し、「歯を白くする」いうことについてお話していきたいと思います。
最初に「歯を白くしたい」というのは決して病気ではありませんのでこれらの処置には保険がききません。
元来、歯の色というのは生活習慣の鏡でもあり、個人の嗜好(コーヒー、紅茶、赤ワイン、タバコ、お茶など)や年齢などに様々な要因で変わってきます。
ここでとりあげるホワイトニングというものは決して万能の方法というわけではなく、元々あまり白くする必要の無い人は、効果が出にくい傾向にありますし、残念ながらどれだけホワイトニングを施しても全く効果の上がらない方もいます。
自分ではなかなか判断できないこともあると思いますので、「ホワイトニングってなんだろう、気になるナァ・・・」と思われましたら気軽に歯科医に尋ねてみて下さい。皆様にあった方法を一緒に考えて行きましょう!!
さてそれでは、一般的に歯医者さんで歯を白くしようと思った時、出来る処置の一覧を見て下さい。

PMTCというのは歯医者さんでするお口のお掃除のことでホワイトニングの基本になります。
プラスチックのお皿は、お茶碗などのようなつるっとした表面のものと違い、使い込んでいくうちにお皿の表面に細かい傷や汚れがついてしまいます。実は、どうしても歯磨きが大事かというと、プラーク(歯垢)がついた歯というものは使い込まれたプラスチックのお皿のようにザラザラとしていて、さらに汚れがつきやすくなっているのです。
プラーク自体は柔らかいので歯ブラシで簡単に落とせてしまいます。しかしコーヒーや赤ワインなどでついた歯の着色(ステイン)は葉の表面に付着したプラークに汚れがたまって、水周りのピンクのぬめりのように、ちょっとやそっとでは取れなくなったことを指すのです。
この汚れは歯ブラシなどを使っても中々取れません。こんな汚れがついた状態で、市販のマニキュアやホワイトニングをいくらやっても効果は現れません。逆に、汚れを上からコートしてしまっているのでさらに自分で取れにくくしてしまっているのです。
気軽に一度、歯医者さんに磨いてもらってください。口の中もさっぱりしますし、虫歯や歯周病の早期発見にもつながりますよ!!

PMTCの簡単な流れ

次に、よく市販されている「マニキュア」いうのは、指の爪と似たように歯にコーティング剤を塗って白くさせる方法です。しかし、爪のマニキュアがそうであるように、なにか刺激があるとすぐ剥がれてしまいます。手袋をはめて作業するようにご飯を食べるなんで出来ませんからね。効果は非常に一時的です。
「ダイレクトレジンボンディング」はマニキュアと違い、合成樹脂(プラスティック)を歯全体に固める方法で、マニキュアにくらべ取れにくい歯科材料を使っているのが特徴です。歯を削らないで作りますので、歯と歯の間にあらかじめ隙間がある人で無いと出来ません。素材が歯科用プラスチックのため、数年後には材料が劣化して変色してしまいます。(劣化する時間には個人差があります。)歯を削らずに薄く作るので、材料自体の厚みがなく、思い通りの白さになりにくいことも考えられます。(厚みが薄く、歯の色がどうしても透けてしまう為)
※のついているラミネートベニヤ、ジャケットクラウン、セラモメタルクラウンはどれも歯を削って、歯のように白く作った捕綴物を入れることです。捕綴物により歯の大きさも変えられ、審美的には一番美しく変えられると思います。しかし虫歯の無い健康な歯を削るのは、歯科医師としての論理からすれば辛い選択です。

ではホワイトニングとはなにかと申しますと、歯を一切削らないで専用の薬品を使い、歯を白くする方法です。これは天然歯にのみ有効です。
方法としましては、皆さんご自身でやって頂くホームホワイトニング、歯科医院内で行うオフィスホワイトニングがあります。
ホームホワイトニングは、歯科医院で皆さん一人一人にオーダーメードしたカスタムトレー(マウスピースのようなもの)と人体に影響の極めて少ない薬品を使います。薬品の濃度が低いため、効果が現れるまでに二三週間ほどかかります。PMTCなどを合わせて数回来院してもらい、後はお口の状態に合わせてフォローアップをしていきます。効果が現れるのが遅い反面、一度効果が確認されたらかなり長持ちするのが特徴です。
オフィスホワイトニングは、歯科医院のチェア上で行い、一回で白さが実感できます。ホームホワイトニングより強い薬を使用する分、一回で効果は現れやすいですが、長くは続きません。所要時間はカウンセリングなどをあわせると一回三時間くらいかかります。また、強い薬品を使っているので前歯部しか使用できません。
十人十色といったように、口紅の色によっても歯の色の見え方は変わってきますし、笑った時や話している時の表情によって歯が見える部分というものも違います。オーダーメード治療といえば、大げさでしょうが、いい笑顔になって頂くために一番ピッタリくる方法を探していきましょうね!!

口臭

お口の匂いというのは体臭と同じで、みんなそれぞれ自分の匂いを持っています。この匂いは臭くてこの匂いはいい匂いだ〜なんで指標みたいなものがないため分かりにくいのですが、口臭の原因の一つと言われている特定のガス(メチルメルカプタン)を検地しチェックする機械もあるので、一度試してみてもいいと思います。さて、口臭と一口にいっても掴みづらいので大きく生理的口臭と病的口臭の二つに分けて話をしていきたいと思います。

●生理的口臭 :朝起きた時やストレスがたまっている時、空腹時などに感じる口臭

普段お口の中は、川のような唾液の流れがあって、その唾液の働き(洗浄作用、抗菌作用、粘膜保護作用)によってお口の中はベストな状態に維持されていますが、ストレスや口腔内乾燥などによって唾液の流れが損なわれると、口臭が起こります。また、疲れや寝不足の時などに唾液の分泌量が少なくなって起こる口臭も生理的なものです。
そのほか、喫煙や特殊な臭気食物(納豆、鯖寿司、キムチなど)の摂取による口臭、乳児口臭、思春期口臭(中高生の第2次性徴によるもの)や生理の時の口臭(女性のみ)更年期の口臭、妊娠時口臭(女性のみ)などもあります。ホルモン分泌のバランスとも関係してそうですね!!また機会があれば調べてみます。
しかし、口臭があるからと気にしすぎてしゃべるのを控えてしまうと唾液の分泌が減少し、かえって口臭を強めることになります。あまり神経質になりすぎず、抗菌作用のある食べ物や飲み物(カテキンの入っているお茶など)を積極的に採りながら潤いのある生活を送りましょう♪

●病的口臭 :病気の症状の一つとして現れる口臭

1.歯周病

歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて無くなり、だんだん歯がグラグラしてくる病気、これが歯周病です。歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)には無数の細菌(嫌気性菌)が存在し、悪臭の原因となり揮発性硫黄化合物(VSC)ガスを産生します。最近では虫歯をぬいて歯を抜く原因のトップに躍り出ています。

2.カリエス

小さな虫歯では口臭がつよくなることはありません。しかし虫歯が進行してくると次第に口臭がきつくなってきます。神経まで侵される(細菌によって腐られているため)と強烈な臭いがします。虫歯は小さいうちに治療しましょう。

3.歯垢(プラーク)

プラークは細菌のかたまりです。毎日ていねいに磨いているつもりでも、みがき残しは出てきます。定期的に歯科医院でPMTCをしましょう。

4.歯石

歯垢がかたく固まったもので、自分では取り除くことができません。でも超音波巣ケーラーやハンドスケーラーという器具を使えば大丈夫です。定期的に歯科医院でチェックしましょう。

5.舌苔(ぜったい)

舌の表面についている白〜淡黄色の苔(舌についた歯垢みたいなもの)のようなものです。死んだ細胞や新陳代謝ではがれた粘膜上皮の細胞、血球成分、食物のカスなどからできており、これが細胞によって分解されて口臭の原因物質となる揮発性硫黄化合物を発生しています。舌苔除去には専用の舌ブラシかやわらかい歯ブラシ、またはガーゼなどを使用します。(舌苔はうがいだけではとれません)しかし、あまり磨きすぎると傷が出来てしまうので優しくやって下さい

6.唾液の減少

生理的口臭参照。薬の副作用や病的な唾液の減少(口腔乾燥症、ドライマウス)で唾液の分泌が抑制されることもあります。

7.義歯の清掃不良

義歯(入れ歯)のプラスチック部分は色やにおいを吸着します。毎日きれいに磨き、消毒剤などに浸しておきましょう。一度吸着してしまうと色やにおいは取れません。

8.口腔がん

口の中のガン(舌ガン、頰粘膜ガンなど)で口臭が発生することがあります。口の中がおかしいな、と思ったら、早めに歯科医師に診てもらいましょう。

セルフケア

  • 歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシなどを使ってみがきましょう
  • 舌ブラシなどを使って舌苔を除去しましょう
  • 義歯(入れ歯)の清掃を行いましょう
  • 鏡で自分の口の中を見て異常がないかチェックしましょう
  • 十分な睡眠とバランスの良い食生活で規則正しい生活を送りましょう
  • よく食べ、よくおしゃべりして、楽しく毎日を過ごしましょう

セルフケア

  • 定期的に歯科検診を受けましょう
  • 自分の口の中にあった適切な歯の磨き方の指導を受けましょう
  • PMTC(専門的歯科清掃)や歯石除去をしてもらいましょう
  • 歯周病や虫歯は早めに治療をしましょう